タラバガニはできるだけシンプルに味わうのがおすすめ!
タラバガニを料理したいと思うのであれば、できるだけシンプルな料理にした方がタラバガニ本来の味を堪能できるでしょう。これ以上ないシンプルな料理として、刺身があります。
特にタラバガニの脚の部分は太くて身もしっかりと詰まっているので、刺身にするのは最高な贅沢といって良いでしょう。ぷりぷりとした食感とタラバガニの持っている甘みをこれ以上なく堪能できます。
刺身で食べる場合には、鮮度がどうかによって味も大きく変わってきます。ですからカニの刺身というのは、なかなか市場では出回りません。しかしカニの通販サイトを見てみると、活タラバガニを販売しているところも時折みられます。
ただし刺身にできる活タラバガニは事前予約が必要な場合が多いです。タラバガニの刺身を堪能してみたいと思っているのであれば、活タラバガニに対応している通販サイトをチェックすることです。
焼きガニでタラバガニを食す
タラバガニの刺身はなかなか食べられそうにないのであれば、焼きガニを堪能してみると良いでしょう。焼きガニをする場合には、どの部位を焼くかにこだわってみましょう。カニの風味を口の中いっぱいに広げるのであれば、やはりそれなりにみのたっぷり詰まっている部位を使うべきです。ですから焼きガニに最も適しているのは、タラバガニの足の部分ということになるでしょう。
生のタラバガニを焼きガニにするのであれば、コンロや七輪の上に焼き網を乗せて、もしくは魚焼き用のグリルを使うことです。焼き方のポイントですが、殻の部分に焦げ目がつく程度に強火で一気に焼き上げてしまうことです。長時間焼き続けてしまうと、身のプリプリとしたところが失われてしまって、ぼそぼそとした感じになってしまいます。
タラバガニですが、ボイルしたむき身やポーションなども通販サイトで販売されています。このような処理済みのタラバガニを焼きガニにするのであれば、軽くあぶるような感覚で5〜10分程度熱を入れて食べれば十分おいしく味わえます。
そのまま焼いて食べると、タラバガニ本来の味をこれ以上なく堪能できます。もし物足りなさを感じるようであれば、塩やレモン、すだち、カボスなどを少量加えて味にアクセントをつけてみると良いでしょう。
タラバガニの定番・カニ鍋
タラバガニ料理といわれてぱっと思いつくのは、カニ鍋ではないでしょうか?カニ鍋もタラバガニの味わいを堪能できますし、食べ終わっただしにはカニなどの食材のエキスが凝縮されているので締めの雑煮などで食べれば、タラバガニを余すところなく食べきることも可能です。
カニの鍋といわれると、かにすきとかかにちりなどと呼ばれます。両者の違いですがかにすきの場合、だしにしっかり味がついています。一方かにちりのだしですが、昆布だしのようなほとんど味のついていないものを使用することが多く、かにのエキスやポン酢などを使って各々で味の調整をして食べる方式をとることが多いです。
タラバガニを蒸して食べるのもおすすめ
専門の蒸し器などを準備して、かにを蒸し料理にして食べる方法もなかなかおすすめです。タラバガニを茹でる人は多いようですが、茹でるとタラバガニは水分が多いのでうまみ成分がどんどん抜け落ちてしまいます。しかし蒸すことによって、このうまみを閉じ込めることができ、タラバガニのうまみを逃がしません。
蒸し器が自宅にないというのであれば、大きめの鍋を準備します。そしてその中に割り箸を置いて、その上に金属製のざるを準備しましょう。そして鍋底にざるには触れない程度の高さになるように水を入れていきます。ざるが鍋の底につかないようにして浮かせて、その上にタラバガニを入れると蒸された状態になります。火にかけるときには、ふたをしてじっくり接すように調理すると良いでしょう。
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