冷凍カニは全部解凍せずに食べられる分だけを
カニをもらった、通販で購入したけれども一度に食べきれずに残ってしまった、このような経験のある人も多いでしょう。もし残ったカニを保存したければ、種類によって方法が違ってきます。
まず生ガニの場合、そのまま保存するのは避けた方が良いでしょう。カニの筋肉の中に含まれているチロシンというアミノ酸の一種が酸化して黒く変色してしまうからです。生ガニを保存するのであれば、茹でて保存するように心がけましょう。
もし生ガニを購入・もらったのであれば、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。鮮度の良い方がよりうまみも強いからです。カニの鮮度にこだわっている業者の場合、保存料を一切使っていないので早めに食べるのが良いわけです。
茹でガニの保存方法
もし茹でガニが余ってしまったのであれば、ラップなどを使ってカニを包みましょう。できれば二重・三重くらいに入念にくるんでおくことです。その上でビニール袋に入れて、冷蔵庫もしくは冷凍庫に入れて保存することです。保存期間の目安ですが、冷蔵庫なら2日間・冷凍庫なら3日間程度だと思っておきましょう。
もし冷凍庫に入れて保存する場合、水分の抜ける恐れがあります。そうなるとカニがパサついておいしくなくなります。ですから冷凍庫で保存するのであれば、できるだけ密封して水分が漏れ出ないように工夫しましょう。
ちなみに手元にラップがないのであれば、古新聞を使って代用することも可能です。上で紹介したように2〜3日は保存することは可能です。しかしどんどん鮮度は落ちてしまいますので、できるだけ早く食べるように心がけましょう。
切った状態の茹でガニの場合
茹でガニの中には、切った状態の場合もあるでしょう。こちらの保存方法は基本的に上で紹介したのと一緒でラップを使って、二重から三重にくるんでビニール袋に入れて保存しましょう。
姿のままの茹でガニと比較すると、切った方が少し長い期間保存できます。冷蔵庫であれば3日・冷凍庫なら4日程度保存可能になります。しかしこちらもできるだけ早く食べた方が、よりおいしくカニを堪能できます。
冷凍カニの保存方法
冷凍カニの場合、2〜3週間は保存ができます。冷凍カニが自宅に届いたのであれば、ラップもしくは古新聞を使って、二重・三重でくるんでさらにビニール袋に入れて冷凍庫で保存することです。
冷凍カニを食べるときに忘れてはならないのが、食べる分だけ解凍することです。いったん解凍したものをまた冷凍してしまうと、カニのうまみが失われてしまってもったいないからです。
冷凍カニの解凍方法
冷凍カニを解凍する場合ですが、流水を使った方法があります。完全に解凍するのではなく、8分目程度の解凍に仕上げるのがおいしく食べるためのコツです。
中には電子レンジの解凍機能や熱湯を使って溶かした方が早いのではないかと思う人もいるでしょう。しかし熱湯や電子レンジを使ってしまうと、せっかくのカニのうまみが落ちてしまいます。
解凍するタイミングですが、目安としては料理する20〜30分くらい前と思っておきましょう。長時間流水にさらしたり、溶かした状態で長時間放置したりすると、カニが黒く変色してしまうからです。
自然解凍するという方法もあるにはあります。しかし自然解凍すると、先ほど紹介したカニの黒く変色する現象が起こりやすくなるのであまりお勧めできません。いったん解凍したカニですが、その日のうちに食べきってしまいましょう。翌日に食べるとか、また冷凍してしまうと、カニの味が落ちてしまうからです。
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