内子と外子のおすすめレシピを紹介

子持ちの雌のカニを食すなら内子と外子もチェックしよう

現在販売されているカニですが、オスとメスが当然のことながらあります。両者を味で比較すると、オスの方が見もしっかり詰まっているのでおいしいです。しかしメスの方も捨てがたいところがあって、特にメスの抱えている卵は一種の珍味として高い人気があります。

 

メスの卵ですが、大きく分けて内子と外子があります。内子というのは甲羅の内側にある卵巣の中にある卵をさします。一方外子とは、腹部のふんどしと呼ばれるところにある卵で受精卵のことです。内子はそれなりに味があるのですが、外子の場合あまり味はしません。しかしプチプチとした食感が魅力的です。

 

内子と外子の取り出し方

外子は先ほども紹介したように、ふんどしのところについています。赤茶から紫のような色をしているものが外子になります。こちらは比較的簡単に取り出しやすいはずです。

 

一方内子ですが、はかまとふんどしのところについていますが、オレンジ色が鮮やかなのでわかりやすいはずです。内子を取り出すときに注意したいのは、ふんどしの方にもついている点です。

 

外子と内子についてあまりよく知らない人の中には、ふんどしを外したらそのまま捨ててしまう人もいます。このふんどしについている内子に気が付かない人もいますので、ふんどしに内子のあることは頭に入れておきましょう。

 

内子ですが、はかまの方には薄い膜がついています。内子を食べるときには、膜をはがして調理するように心がけましょう。

 

内子と外子のおいしい食べ方を紹介

内子と外子ですが、同じ卵ではあります。しかしおいしく食べるのであれば、若干食べ方が異なります。ベストの食べ方について外子と内子別に見ていきましょう。

 

外子のおいしい食べ方

外子をおいしく味わいたいのであれば、しょうゆ漬けにするのがおすすめです。ふんどしと外子はつながっているはずなので、房ごと取り出します。まずは軽く塩もみをしながら洗います。

 

そしてそこに薄口しょうゆを入れて一晩程度漬け込めばおいしく仕上がります。熱いご飯の上に乗っけて食べるのも良いでしょうし、お酒のアテとしてもばっちりです。醤油だけで食べてもOKですし、好みによってはお酒や味の素を少量加えてみると良いでしょう。ちなみに外子のしょうゆ漬けは加工品として販売されていることもありますが、なかなか高級品なので捨てずに食べるのがおすすめです。

 

内子のおいしい食べ方

内子をおいしく食べるのであれば、塩漬けがおすすめです。内子を甲羅から取り出したのであれば、さらしもしくはガーゼを使って、内子を包みましょう。塩を敷いたところにくるまれた内子を乗せて、さらにその上から塩を乗せていきます。その上に重石を乗せて、8時間程度そのまま放置しましょう。

 

さらしの中の内子をチェックしてみましょう。もしジャムのような感じになっているのであれば、食べごろです。こちらもアツアツのご飯の上に乗せて食べるとか、お酒の肴として食べるのが良いでしょう。

 

外子同様しょうゆ漬けにしてみるのも良いでしょう。しかし外子とは若干しょうゆ漬けのやり方が異なりますので、注意しましょう。

 

内子を甲羅から取り出したのであれば、まず水道水を使って洗うことです。ざるの上にペーパータオルを敷いて、こちらに水洗いをした内子を並べましょう。そして水気をしっかり取っていきましょう。
水気を切った内子は、蓋つきの容器の中に入れます。そして醤油をひたひたになるくらい入れます。そして冷蔵庫の中に入れて、1〜2日程度保管しましょう。この保管をしているときに、時々拡販するのがおすすめです。

 

醤油にしっかりつけた内子を、また最初と同じくざるの上にペーパータオルを敷いたものに乗っけます。そして醤油をしっかりときったら出来上がりです。冷蔵庫であれば1週間から10日・冷凍庫であれば3〜5か月間は持つはずです。上で紹介した食べ方で、カニの卵も堪能しましょう。